デブサミ2012 - 3.11から見えた社会基盤としてのIT
最近、自身を振り返るために見返していたデブサミ2012のセッションメモです。
このデブサミのセッションが、私のITエンジニア観を大きく変えました。
ITの無力さ、存在意義、可能性、エンジニアの情熱、非エンジニアの情熱、人の情熱。
断片的なメモですが、今でも胸に響きます。
この後私も被災地へ行きました。
デブサミ2012 1日目 17:40〜 [16-E–7] 3・11から見えた社会基盤としてのIT
クロサカタツヤ氏
- とにかく被災地へ行って欲しい
- 被災地でできなかったこと
- 人間x情報x社会 = 価値
- 被災地でできたこと
- 狭義のITにこだわらない。
- 情報の社会的意味を直視
- 系の全体を考えた対策
- 無理強いしない。食べやすく
- 原理主義より合理主義
- IT ”で” 支える。(≠IT ”が” 支えるではない)
- 縁の下の力持ち
- 「ITリテラシーの問題」と断ずることの愚行
地域の自立とICT 藤沢氏
- 現状認識
- 地域住民が主体となった地域の自立が重要
- ITCの果たす役割
- Govloop 政府職員のSNS
- Ameriac Speaks 復興プロセスの企画運営
勝矢氏(建築設計会社)
- 災害と共に生きていく?
- ポール・ヴィリリオ
- 事故の発明。
- 巨大都市=事故の博物館
- 都市の危険を可視化する
- RUN & ESCPE MAP
- 漠然とした不安なを具体化できないか?
- リスクを共有するとまちづくりの合意形成になるのでは?
- 日本全国も同様では。
- 教育・伝承が必要
- 知識を広め、意識を高め、文化を作る
- 計画にリスクを反映する
- 都市のログをとり、リアルタイムに状況を把握する
- クリストファー・アレクサンダー
- ITでのシミュレーション
セッション
- ITエンジニアにできること、期待したいこと
- 数1000人単位のコミュニティの支援が必要
- 矛盾を引き受ける。
- なにが復旧復興なの?なにを復旧復興?
- モチベーションの変化もある
- 人工的なものは作らない。でも人工的に作る。
- 現地の人に使ってもらえるのが重要
- 現地に行く人間をどれだけ作れるか。