「アメリカでのベストな仕事ランキング50」でのプロダクトマネージャーの順位と求人数の推移(2015年~2021年)
求人企業のレビューサイトである「Glassdoor」では、「50 Best Jobs in America」というランキングを毎年発表しています。
このランキングを参照して、「プロダクトマネージャーのランキングが高い」と言及している海外の記事をいくつか目にしたので、データを閲覧できる 2015 年からのプロダクトマネージャーの数値の推移をまとめてみました。
データ
グラフ
推移表
年 | 順位 | 基本給の中央値 | 仕事の満足度 (5点満点) |
求人数 | その年の上位2職種 |
---|---|---|---|---|---|
2021 | 3位 | $131,361 | 4.0 | 10,069 | #1 Java Developer #2 Data Scientist |
2020 | 4位 | $117,713 | 3.8 | 12,173 | #1 Front End Engineer #2 Java Developer |
2019 | 5位 | $115,000 | 3.8 | 11,884 | #1 Data Scientist #2 Nursing Manager |
2018 | 9位 | $113,000 | 3.7 | 7,531 | #1 Data Scientist #2 DevOps Engineer |
2017 | 32位 | $107,000 | 3.4 | 5,536 | #1 Data Scientist #2 DevOps Engineer |
2016 | 8位 | $106,680 | 3.3 | 6,607 | #1 Data Scientist #2 Tax Manager |
2015 | 8位 | $113,363 | 3.3 | 10,294 | #1 Physician Assistant #2 Software Engineer |
感想
- 順位が着実に上がっているなぁ
- 給与も満足度も順調に上がっている(満足度は 2015年比で0.7ポイントも上がっている)
- ただ「ずっと右肩」というわけではなさそう(2016-2018年に、やや求人数落ち込み。N次ブーム的な感じなのかな?)
- Data Scientist 強いなぁ(今関係ない)
補足
なお、このランキングは以下の観点で算定されているとのことです。
The Glassdoor job score is determined by weighing three factors equally: earning potential (median annual base salary), overall job satisfaction rating and number of job openings
日本語訳:
Glassdoorのスコアは、収入の可能性(年間の基本給の中央値)、総合的な仕事の満足度、求人数、の3つの要素を均等に評価して決定している。