2021年の記録
自分のツイートをさかのぼりつつ、自分用のログを兼ねて記録を書き下します(過去の記事を見ていると結構楽しいので)。
過去の記録記事
目次
プライベート
去年までのふりかえり記事はなかったこの項目ですが、今年はまず何よりも書かずにはいられないほど自分へ影響力があったものです。
9月に第一子が誕生しました。 2021年初頭から、基本的には子の誕生(への準備)を優先順位の一番において仕事に取り組んできました。 使う時間の構成比率を変えるために、各所(特にコミュニティ活動)にご理解ご協力をいただいたのは本当にありがたい限りです。 改めてお礼を言わせていただきたいと思います。ありがとうございました。
おかげさまで、妻と共に子煩悩まっしぐらの日々を送っています。
仕事(本業)
いまの会社に入って4年目の年でした。
今年も引き続きシニアマネージャーとして、優秀なマネージャー陣( @iratamak & @yoshitang_jp)と一緒に、組織の成果をより広くより深くより速くしつつ、自組織のマネジメントレス化などを進められたと思います。
例年同様、組織開発、アジャイル、プロダクトマネジメント、プロジェクトマネジメントなどさまざまな分野の社内コンサルとして、数えきれないほどのさまざまなチームや人と働かせてもらいました。大きな会社なので、チームが変われば特性がガラッと変わり、いつも新たな学びがあり楽しく仕事ができています。
社内市場の拡大・開拓を意識しながら、全社や役員レイヤーに関わるような組織開発の支援や、プロダクトマネジメント領域の採用・PR・成長環境づくりの仕事にも尽力した一年でした。さまざまな分野のプロの方と一緒に仕事ができたのは、とてもありがたい機会でした。
後者については「PM Success TF(Task Force)」という形で正式にチームを作り取り組み始めました。取り組み内容のさわりについては「PMラジオ」で少しだけお話しさせていただきました。
より詳細な内容や成果については、2022年中に何かしらの形で発信したいなと思っています。
仕事(副業)
2021年は何と言っても書籍「プロダクト・レッド・オーガニゼーション」の翻訳が一大プロジェクトでした。 ある方にお声がけいただいたことが翻訳のきっかけでした。
もともと2018年のふりかえり記事でも以下のように書いていた通り、書籍の翻訳は夢の一つでしたので、 先述の通り子の出産を控えてはいましたが妻からも即答で応援してもらえ、ほぼ即答で受けさせていただきました。
いつか書籍の翻訳に携わることができればなぁと思っているので、ちょっとそちらの方向でがんばっていければと思います。
夜を中心に時間を作ってせせこら作業し、友人でありビジネスパートナーである平坂さんに翻訳開始間も無く支援を開始いただくことで、気心の知れたペアのパワーを再確認しつつ、 翻訳後のレビューに「プロダクトマネージャーカンファレンス実行委員会」の仲間や、 PMコミュニティの「プロダクト筋トレ」の方々にご協力をいただき、なんとか短納期を走り切ることができました。
翻訳した「プロダクト・レッド・オーガニゼーション」の見本誌が届きました。物理本を手にすると感慨深いです。10/27発売ですので、みなさんぜひお手にとってみてください。なお電子書籍は少し先になるとのことでしたhttps://t.co/C1g5G6qOYu pic.twitter.com/58ERT84NA4
— Yokomichi Minoru 𝄇 (@ykmc09) October 19, 2021
紙の本を手に取ると感動もひとしおでした。
出版後は多くの方々にお声がけいただき、プライベートの解説セッションなどもいくつか実施させていただきました。
fukabori.fm にも読んでいただき、少し話をしていますので、ぜひお聴きになってみてください。
機械翻訳技術の発展により「翻訳」というものが今後どうなっていくかは私にはわかりませんが、 中学生のころから英語の文法を学ぶことが好きだったことや、他人の文章の一文一単語に没頭することで、その人の思考プロセスを推測しながら日本語に翻訳して行く作業は(めちゃくちゃ大変だけど)楽しいなという思いがあるので、一つのライフワークにできればいいな、そしてそうするためにはどうすれば良いかを引き続き考えていきたいなと思っています。
翻訳ももちろんのこと、アジャイルコンサルティングや、プロダクトマネジメントコンサルティングのお仕事は緩やかに募集していますので、ぜひお気軽にお声がけください。
登壇、メディア掲載
Regional Scrum Gathering Tokyo 2021
年初には、(RSGT2021)https://2021.scrumgatheringtokyo.org で登壇し、ここ数年働く中で、「アジャイルを誰にとってももっと身近で、すぐに役立つものとして紹介できないかな」と考えてきたものを一つの形にしました。準備にあまり時間はかけられず個人的に納得がいっていない面は多いですが、結果的には多くの方に(ソフトウェア業界以外の方にも)スライドを読んでいただきとても嬉しく思います。アジャイルコミュニティにおける先人の方々から色々学ばせてもらったことに大感謝です。
Regional Scrum Gathering TAIPEI 2021
過去に台湾のアジャイルコミュニティのカンファレンスで登壇させてもらった縁もあり、台湾での Regional Scrum Gathering 初開催にスピーカーとして招待いただきました。上記の RSGT2021 でのセッションを英語化して発表させてもらいました。
ホスピタリティ溢れるオーガナイザーのみなさんに改めて感謝です。
その他
先述した通り、Podcast にふたつ呼んでいただきお話しさせていただきました。貴重な機会をありがとうございました。
カンファレンス、コミュニティ貢献
Regional Scrum Gathering Tokyo 2021
年初の RSGT の運営に2021年も関わらせてもらいました。 私はオンラインから参加させてもらい、私自身の貢献はなかなか小さいものがありますが、運営と参加者で作るハイブリッドカンファレンスの実現っぷりは本当に素晴らしいですね。
年始の RSGT2022 にはオンサイトで参加する予定ですので、みなさんと会えるのを楽しみにしています。
プロダクトマネージャーカンファレンス 2021
2021年で6年目の pmconf なのですが、オンラインに振り切った2020年を踏襲しながらも、さらに価値について考え尽くしたり細部にこだわったカンファレンスでした。運営メンバーも増え今年も楽しく準備と開催ができました。 NPS も過去最高となり良い評判もたくさんいただいて、提供する身としてはとてもありがたいです。
今年も楽しかった!
— Yokomichi Minoru 𝄇 (@ykmc09) October 26, 2021
ご参加の皆さん、スピーカーの皆さん、スポンサー/パートナーの皆さん、本当にありがとうございましたー! #pmconf2021 https://t.co/Ik64EwAO2u
セッション動画もすべて公開していますので、ぜひご覧ください。
エンタープライズアジャイル勉強会
今年も2021年同様、10月開催分を企画しました。 昨年同様自分が聞きたいという理由で、Mori Yuyaさんと、@mizuman_ さんに登壇いただきました。お二人とも本当にありがとうございました。
#エンタープライズアジャイル勉強会 の10月度のイベントを企画しました。PO/PM をテーマに Mori Yuyaさんと @mizuman_ さんにお話をいただきます。楽しみ。 https://t.co/f2LKLFoaeD
— Yokomichi Minoru 𝄇 (@ykmc09) September 21, 2021
カンファレンスや研修の参加
振り返ってみると、今年はカンファレンスにも研修にも参加しなかった年でした。 またいつか海外カンファレンスに行きたいなあ。
書籍レビュー
光栄なことに、今や「プロダクトマネジメント」の教科書である「プロダクトマネジメントのすべて」に、査読者としてお声がけをしていただき、少しだけ貢献させてただきました。PM必携の本ですので、皆様ぜひ。
光栄にも査読に関わらせていただいた #プロダクトマネジメントのすべて が手元に届いた。改めて読むぞー。執筆された御三方、本当にお疲れさまでした&おめでとうございます🎉 pic.twitter.com/CYSWz0yh35
— Yokomichi Minoru 𝄇 (@ykmc09) February 26, 2021
ブログ
今年は(も?)あまりブログは書きませんでしたが、翻訳させてもらった記事についてはかなり多くの方に呼んでいただけて嬉しい限りです。
ykmc09.hateblo.jp ykmc09.hateblo.jp
Podcast
#omoiyarifm 、 2021年は 3エピソードのみの公開になりました。 一度間が開くとなかなか腰が重いですが、お便り、ぜひください。
総括
去年はこんなことを書いていたようです
2021年は、もうちょいまっとうな人間になれると良いなとは思っていますが、そんなにはできないような気もしています。 ということで最後を言い訳がましく、特に決意らしい決意もなしに年初の記事をしめくくります。今年もゆるやかに頑張っていきます。
特に決意もなく始まった2021年でしたが(だいたい毎年そんな感じですが)、プライベートでの大きな変化にも(妻のお陰で)うまく乗り越えつつ、仕事の面でも色々と挑戦ができた年でした。 今後のキャリアへの悩みは尽きないものの、2022年もなるべく少しずつでも、新しいことやより楽しめることに自分の限られた時間を投資していければと思います。
それではみなさん良いお年を