SNS で @TAKAKING22 さんが以下の記事をシェアしてました。 アジャイル入門者だった頃にコミュニティに参加した時の話(とそこからつながる今)を思い出しました。
※かなり昔の話です
僕はスクラムを手探りで適用し始めたばかりで、うまくやれないことが山積みでした。 その悩みをコミュニティイベントに持っていったところ、3人の方と話す機会が持てました。
ひとり目
ひとり目は、コーチングスタイルで僕にたくさんの本質的な質問をしました。僕は責められているような居心地の悪い気分になり、自己防衛的な反射として取り繕う回答をしたので、良い対話になりませんでした。居心地の悪さへの記憶だけが残り、内容についても忘れてしまいました。コーチャブルな器は、当時の僕には残念ながらありませんでした。
ふたり目
次のひとりは、楽しそうにご自身のアジャイル論を語りました。僕はよくわからなかった部分が多かったものの、自分の知らない世界を垣間見たようでワクワクしました。もっと色々調べてみようと思い、そしてまたその人と話したいと思い、そのイベントに次も参加しようと思いました。
三人目
最後の一人は、僕のシチュエーションに共感を示してくれ、ときに褒めながら(ちょっと大げさだなと思いながらも、歓迎されている気持ちになりながら)質問を通して僕の課題を少しずつ深堀りし、最後にいくつかのご自身の経験事例を教えてくれました。僕はその Tips を次の日にすぐ現場に取り入れ、それをきっかけに自分でも新しいアイディアを考える努力をするようになりました。いつか入門者に対してその人のようになりたいと思い、そのコミュニティでいつか自分も他の人に貢献できるようになりたいと思いました。
あくまでも個人的な体験と感情ではありますが、入門者に対しては、できれば3番目な存在になりたいなと思っています。2番目な存在もとても稀有で魅力的。
1番目のアプローチは、「コーチとクライアントのパートナー関係」(from 国際コーチ連盟)、悩みを持つ側が「コーチャブル」である状態であれば、パワフルなアプローチなのは言うまでもないですが、入門時はそのような概念は持てていなかったですし、右も左もわからず心のゆとりはありませんでした。
この個人的な受け手だった頃の気持ちは、できれば忘れてしまわないようにしたいなと思い、ここに記します。