TL;DR : ひとことでいうと
- 決定事項になる前に早めに巻き込もう
- 巻き込むときは、
- その意図や相手に期待することを伝えよう
- 特性を理解して、ちょっとした工夫(最初の一声はチャットなどの非同期コミュニケーションを使う、etc)をしよう
たまに遭遇するシーン
ソフトウェアプロダクトの企画(プロダクトデザイン、プロダクト設計)を行う人や組織が、 企画の要件や仕様をかっちりと固めてから、エンジニアに渡したほうがいい 、と思っているシーンを見聞きすることがあります。
「重厚なウォーターフォールプロセスを採用しているから」という場合もあると思いますが、 軽量なプロセス下にある Web サービス企業でも、企画と開発で役割分担をしている場合は(程度の大小はあれど)起こってしまう と思っていて、今回はそういったケースを想定しています。
特に、以下のような思いがあるからそうしている、というケースを話題に上げたいと思っています。
- エンジニアに企画を説明すると、 多くの指摘(マサカリ)が入ることが多いので、なるべくちゃん作り込みたい
- エンジニアを 邪魔してはいけないという考えがある (または、嫌がられる)
ちなみに私は、エンジニア→プロダクトオーナーを経て、今は社内で横断的にチームの何がしかを支援する仕事をしています。エンジニアとプロダクトオーナー(≒ 企画職)両方を経験したので、ある程度どちらの立場もわかるなぁという気持ちです。